このような疑問にお答えします。
このブログは、生活環境の変化や給料面での不満から転職を7回繰り返し、そのたびに給料交渉に臨んだ結果、年収350万円から最終的に750万円まで上がった薬剤師の私が書いている個人ブログです。
こんな薬剤師の方向けに書いています。
給料交渉は知識不足で望んでもほとんど上手くいきません。失敗すると採用担当者の印象が悪く、不採用になることも、、、
でも大丈夫!私が給料アップに成功してきたノウハウやコツを正直にお伝えしますよ!
▲本記事は独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。
給料交渉のチャンスは誰にでもある
給料交渉のコツ7つ
1|自分が薬剤師として職場に貢献できる強みを伝える
2|なぜ給料交渉したいのかを深刻に伝える
3|今の給料を正直に伝える
4|自信がなければ転職サイトの担当者に給料交渉を代行してもらう
5|腕のいい転職サイトの担当者に担当してもらう
6|転職サイトの担当者に「給料アップしたい」と言う
7|転職サイトの担当者に面接同行してもらう
未経験だろうとブランクがあろうと、給料交渉のチャンスは必ずどこかにあります。
自信のない分野があったとしても、そこだけにフォーカスして引け目を感じる必要はありません。
どんなベテランでも、全てが得意な人なんていないのですから。
自信を持って給料交渉に成功するコツを見ていきましょう!
コツ1:自分が薬剤師として職場に貢献できる強みを伝える
給料交渉の前に、「面接で自分がここの職場で役に立てること」を伝えましょう。
採用担当者は、資格だけでは分からない「強み」を知りたがっている
採用担当者は、資格だけでは分からない「強み」を知りたがっています。
ギスギスしがちな職場の場合、場を和ませるキャラクターの人も欲しいと思っているし、機械音痴の人が多い医療系の職場では機械やパソコンに強い人も重宝されます。
処理能力が早いのもかなりポイントが高く、
ミスが少ないというのも、命に係わる医療系にとってはすごく大事なことです!
ドラッグストアや調剤薬局で「欲しいな」と思われがちな人は?
中でも、ドラッグストアや調剤薬局で一番「この人欲しいな」と思われがちなのは
自分が経営者だったら、どんな人が欲しいか考えてみましょう。
患者さん、お客さんに嫌な思いをさせる人は絶対いらないはず。
経営にかかわってきますからね、、、
どんなことでもいいんです。このような自分の強みを、面接の前に最低2個はひねり出してアピールしましょう!
コツ2:なぜ給料交渉したいのかを深刻に伝える
給料が「このくらい必要」という理由を深刻に伝えます。
私の経験ですが、、体を壊して前職を辞めており、高額な治療費を短時間勤務で稼がなくてはなりませんでした。
(控え目かつ深刻なトーンで)
そのため〇〇円くらいいただける職場を探しております、、、」
と、正直に抱えている背景を細かく伝えた結果、
その他の例として
例①:「夫(または妻)の給料が下がり、家計は○○な状況です。これから子どもが産まれるので、このままでは△△円たりなくなってしまいます。なので□□円くらいいただけると、、、助かります。」
例②:「自分が親兄弟の生活を支えています。弟がこの春大学に進学予定なので、そのための学費を自分が稼がなくてはなりません。そのために〇〇円いただけると、、、ありがたいです。」
例③:「奨学金の返済に月々〇〇円かかるのですが、家族も養っているので、、、」
例④:「実は借金があります。返済に〇〇円かかるので、、、」
など、採用担当者の心に響くよう、自分が抱えている背景を包み隠さずトーン低めに打ち明けましょう。
ただし、注意点がひとつ
コツ1の「自分の強みを伝える」をすっ飛ばして、お涙ちょうだいを狙っても採用担当者の心は動きませんよ。
「大変なんだね」
で、終わってしまいます。
あくまでも順番は、
①「この人欲しい」と思われる
②給料交渉したい背景を具体的に伝える
です。
コツ3:今の給料を正直に伝える
現職、または前職の給料を正直に伝えましょう。
採用担当者は、前職や現職の給料をもとに給料を検討するのが大半です。
嘘の申告はやめましょう
ここでちょっぴり盛って話したくなる気持ちは分かりますが笑
転職後に前職の源泉徴収票を提出する必要があるため、申告内容がばれてしまいます。嘘の申告が発覚した場合、最悪の場合懲戒解雇となるケースもありますから。
今の年収を正直に伝えた上でコツ2を使う
今の年収を正直に伝えて、その上で「なぜ給料交渉したいのか」伝えましょう。
前職の給料を事実より多く伝えるという不誠実なことはせず、誠実な対応で堂々と給料交渉に臨むしかありません。
(※なぜならすぐにばれるから)
コツ4:自信がなければ転職サイトの担当者に給料交渉を代行してもらう
自分で交渉することが苦手な人は、プロに任せてしまうのもいい方法
転職サイトのエージェントは交渉のプロです。
採用担当者の心をつかんだ時に切り出さないと、なかなかうまくいきません。
相手の心の動きを見定めて、ベストタイミングで交渉にもっていく!
その点、転職サイトのエージェントは交渉のプロ。「交渉するなら今だ!」というベストタイミングを見極めるスキルを持っています。
交渉のタイミングが分からないという場合には、転職サイトのエージェントに交渉を頼んでしまう方が失敗が少ないです。
転職サイトのエージェントに交渉を頼んでもお金はかからないので、利用価値の高いサービスは利用しちゃいましょう!
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転職サイトによって、「何の業種が得意か」には雲泥の差があります。「調剤薬局が得意」とか、「ドラッグストアの求人はほとんどない」とか。
転職サイトを選ぶときの注意点を詳しく知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
年収を上げたい薬剤師の転職サイト選びのポイント
年収アップを狙うためには、転職サイト選びも重要になってきます。
・高収入求人数(年収600万円以上、時給3000円以上の求人)が多い転職サイト
・面接同行の有無
この2点に注目して転職サイトを選ぶのがポイント
高収入の求人が多ければ多いほど、希望する年収の職場に転職できる確率が上がり、面接に同行してくれると年収交渉が上手に進みます!
ちなみに、転職7回の私が転職サイトを散々利用してきた結果、
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コツ5:転職サイトの担当者に面接同行してもらう
面接に同行してくれる転職サイトもあります。
そもそも面接に同行して、担当者が隣でフォローしてくれる転職サイトがあるんです。
私は経験しています。
しかも、初対面の相手に対して、とっさに上手く断れなかったりしますよね。
給料交渉の他にも「言いにくい事、聞きにくいこと」、例えば福利厚生・休暇・手当や職場の雰囲気などを代わりに聞いてくれたりします。
交渉のタイミングは、採用担当者の反応次第
採用担当者の反応がすごく良ければ面接時、よく分からなければ面接後に交渉した方が無難ですが、交渉する場合にはタイミングよく切り出すことが重要。
私も経験していますが、面接の時に隣にエージェントがいてくれたら、私たちの発言に補足してくれたり、タイミングを間違えずに交渉代行してくれるので超心強いです。
面接同行サービスがあるのは3社だけ
薬剤師の転職サイトは何十社と乱立していますが、面接に同行してくれるサービスがあるのは「ファルマスタッフ」と「マイナビ薬剤師」と「アポプラス薬剤師」です。
とはいえ、ファルマスタッフやマイナビの面接同行以外の評判や特徴もきちんと把握しておきたいですよね。ファルマスタッフやマイナビ、アポプラスの実際の口コミ、評判やメリット・デメリットはこちらの記事に詳しくまとめました。
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コツ6:腕のいい転職サイトの担当者に担当してもらう
転職サイトに条件交渉を頼んだからもう安心!、、、ではありません。
腕のいい担当者に担当してもらうことが超重要なんです。
担当者の中には、
と、感じるような人も中にはいました。
最初から腕のいいエージェントに担当してもらう方法は?
これは、転職サイトを散々利用してきた私が行っている方法ですが、
登録後、初めての電話がかかってくる頃にはもう担当者が決まっているので、こちらが担当者に対して希望を出すには登録時が勝負なんです。
そこで、入力フォームの「ご質問・ご要望など」の任意の項目に自分の希望を遠慮なく書くのが転職成功の秘訣。
ちなみに私が登録するときは、このように入力します。
ご質問・ご要望など
「希望の求人があればすぐにでも検討します。調剤薬局への転職に詳しく、交渉上手な担当者さんにお願いしたいです。また、強引なタイプは苦手なので考慮していただけるとありがたいです。」
良い担当者に当たると、これほど頼もしい事はありません。
私は毎回、登録時にこのように記入しており、人柄も実力も文句なしの担当者さんに担当してもらえているので是非真似してみてください。
それでも担当者の対応に不満を感じたときは?
担当者はすぐに変更できます。
担当者の対応に不満だったり、どうしても相性が合わない場合もあります。
ほとんどのサイトで、担当者の変更を受け付けていますし、電話で直接言いにくいのであれば、メールでもOKです。
その際に、「もう少し、病院の事情に詳しい方を担当につけてほしいです」など、変更理由をはっきり伝えることで、次の担当者が自分に合う方になる可能性が高まるので、おすすめですよ。
コツ7:転職サイトの担当者に「給料アップしたい」と言う
転職活動を始めたらすぐ「給料アップの交渉をしたい」と伝えましょう。
転職サイト側も準備をして面接に臨むために、面接対策の時間も必要です。
また、給料アップは薬剤師側だけではなく転職サイト側にもメリットがあるんです。
薬剤師の給料が上がると、転職サイトに入るお金もアップする
私たち求職者はすべて無料で転職活動ができますが、転職サイト・求人サイトは、薬剤師を紹介することによって、企業や医療機関から仲介手数料をもらうことで成り立っています。
例:転職サイトFを使って調剤薬局Aに転職(年収500万円)
調剤薬局Aは転職サイトFに150万円支払う(相場は年収の30%)
このような仕組みになっているため、給料アップの交渉は転職サイト側にもメリットがあります。
転職サイトの担当者も力の入った交渉になります。入念な面接対策の時間も必要なので、「給料をアップしたい」という希望は早めに伝えておいた方が有利に進みますよ。
給料交渉のNG行動
条件交渉は口で言うほど簡単ではありません。
給料交渉の時にやってはいけないNG行動をまとめました。
・今の年収を水増しして嘘をつく
・内定承諾後の給料交渉
・業種や経験年数の平均給料を大きく超える額を提示する
逆質問でいきなり給料交渉する
面接で、採用担当者側から年収についての話が出なかったときに、こちらから逆質問で「年収はどのくらいですか?ボーナスは・・」と、質問するのはNGです。
何度も言いますが、大切なのは切り出すタイミング
給料の話題の中で「何か質問はありますか?」と聞かれたとき
「希望の年収(時給)はありますか?」と聞かれたとき
基本的には、これら2つの声掛けを採用担当者から言われたときにのみ、面接で給料交渉を切り出せると思っておいた方がいいです。
この話題にならなかったら、面接後に転職サイトのエージェントに交渉を代行してもらうと安心ですね。
今の年収を水増しして嘘をつく
今の年収を水増しして嘘をつくのもNGです。
理由:転職先に入職するときには源泉徴収票を提出しなければならないので、ほぼ100%バレます。
会社側に不信感を与えたまま入職しても働きにくい事この上ないですし、最悪の場合懲戒解雇という事になりかねませんから。
内定承諾後の給料交渉
内定承諾書を提出した後に給与交渉するのはNGです。
つまり、 内定承諾提出後に給与交渉を始めるというのは、一度合意した条件をひるがえすという信頼を失う行為なのです。
採用側からしたら、「え?なんで今!?めんどくさい人だな・・・」というのが本心じゃないかと思います。
給与交渉するのならば、合意をする前、内定承諾書を提出する前にしましょう。
業種や経験年数の平均給料を大きく超える額を提示する
相場とかけ離れた額を提示して交渉するのはNGです。
相場をはるかに上回る金額を提示すれば、「自社とはマッチしない人」だと判断されてしまいます。そのため、応募する薬局や企業の給料の水準を調べておくのもポイント。
転職サイトを利用している場合は、担当者に聞くのが手っ取り早いですね。
応募先の給料の水準と、自分の経験値をしっかり加味して提示する額を考えていきましょう。
最低額と希望額を決めておく
給料交渉に臨む際には、絶対この額!というよりは、「最低〇〇円」「希望〇〇円」というラインを決めて臨むか、事前にエージェントに伝えておくと、条件交渉もまとまりやすくなるのでおすすめです。
まとめ
給料アップさせるための、交渉のコツについて解説してきました。
給料交渉のコツ7つ
2|なぜ給料交渉したいのかを深刻に伝える
3|今の給料を正直に伝える
4|自信がなければ転職サイトの担当者に給料交渉を代行してもらう
5|腕のいい転職サイトの担当者に担当してもらう
6|転職サイトの担当者に「給料アップしたい」と言う
7|転職サイトの担当者に面接同行してもらう
年収アップの確率を上げるうえで、「いかに上手に条件交渉をするか」が重要になります。
条件交渉をしすぎると企業に悪い印象をもたれてしまったり、逆にもっと交渉できるのに遠慮してしまって思うほど年収が上がらなかったというケースもあります。
転職エージェントを利用しているのであれば、交渉のプロである担当者が代わりに条件交渉してくれるので、1人で交渉するよりも安全で好条件になりますよ!
まずは、転職サイトにひとつ登録して「給料交渉したい」と伝えてみましょう。
遠慮する必要はありません。給料アップのチャンスは誰にでもありますから。
なお、転職サイト一つ一つの特徴は、『 薬剤師の私がおすすめする転職サイト8選をランキング比較|選び方や注意点も解説』で解説していますので参考になれば幸いです。 オオカミくんの疑問「薬剤師の転職サイトの選び方が分からない!おすすめの転職サイトってどれ?ランキングも気になる。」 オカメさんの疑問「転職サイトって本当に安全?デメリットもあるんでしょ?」 こういった ... 続きを見る
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